もとある形を生かした増築リノベーション
家が手狭に感じてからの増築
ご相談があったのは、３人のお子様が生まれて当初建てたお家が手狭になり、いずれ子供部屋も作っていく必要を考え増築をご相談いただきました。
平屋のすっきりとした片流れのお家に住まわれて、木が大好きだというご夫婦は上手にカスタムをされ、とても楽しんで暮らされているご様子。
ロフトがあるので、もとある建物を生かした形で増築することで上手に二階建にできないかというお話が出ました。
目線はきになるものの、窓も大きく取り更に気持ちよく暮らせるようなリフォームをしようという計画になりました。
平屋のすっきりとした片流れのお家に住まわれて、木が大好きだというご夫婦は上手にカスタムをされ、とても楽しんで暮らされているご様子。
ロフトがあるので、もとある建物を生かした形で増築することで上手に二階建にできないかというお話が出ました。
目線はきになるものの、窓も大きく取り更に気持ちよく暮らせるようなリフォームをしようという計画になりました。
増築は敷地も考慮する必要がある
西尾市ではよくみうけられる、親世帯との敷地内の離れ住宅でしたので、駐車スペースの確保は大切です。
増築することで、車を停める場所が減らないようにということ
さらに大切なのは、お庭スペースが取れなくなることで、窓を大きく取るのは良いが人目が気になりカーテンが開けられない状況になるのはうまくありません。
新しく作る部分は、解放感を持たせながらもそうした視線を気にせずに暮らせるような計画が求められます。
また、敷地内スペースが減ると、メンテナンスがしずらくなったりするとお家の環境が悪くなるので、点検スペースなども必要です。
増築することで、車を停める場所が減らないようにということ
さらに大切なのは、お庭スペースが取れなくなることで、窓を大きく取るのは良いが人目が気になりカーテンが開けられない状況になるのはうまくありません。
新しく作る部分は、解放感を持たせながらもそうした視線を気にせずに暮らせるような計画が求められます。
また、敷地内スペースが減ると、メンテナンスがしずらくなったりするとお家の環境が悪くなるので、点検スペースなども必要です。
母屋に圧迫感を与えない
自分達の住まいを快適にするために、家を大きくすることで、お隣のお家（今回は母屋）の環境が悪くならないようにします。
せっかく日当たりの良い暮らしをされていた、お隣の家の人が不快に感じるような計画はよくありません。
圧迫感をあたえてしまうと、家での暮らしはつまらないものに感じますが、それはお隣も同じことです。もちろん家を大きくするので多少の事はしかたありませんが
通路や軒下解放空間にすることで、日当たりを確保してあげたりと配慮します。実際、お隣の為だけではなくて、自分たちの家からも圧迫感を感じません。
こうした考えが、設計の妙と言ったところなのかもしれませんが、実際に暮らすのは人間なのだから感情的な部分も配慮が必要だという事です。
せっかく日当たりの良い暮らしをされていた、お隣の家の人が不快に感じるような計画はよくありません。
圧迫感をあたえてしまうと、家での暮らしはつまらないものに感じますが、それはお隣も同じことです。もちろん家を大きくするので多少の事はしかたありませんが
通路や軒下解放空間にすることで、日当たりを確保してあげたりと配慮します。実際、お隣の為だけではなくて、自分たちの家からも圧迫感を感じません。
こうした考えが、設計の妙と言ったところなのかもしれませんが、実際に暮らすのは人間なのだから感情的な部分も配慮が必要だという事です。
構造や外壁などの仕上げも無理せず状況判断を正確にする
特に増築する場合のリスクとしては雨漏りが考えられます。接合部では工事も万全を期していても水の侵入がおこることがあり
手仕事でおさめていくところは、シンプルにして対策がしやすい方が安全です。
もっと広くしたいという場合もあるとは思いますが、形が無理に変形するような計画は避けることが長持ちの秘訣です。
素材でも工夫することができます。もちろん、全部外壁を新しくする場合は問題にならない事も多いですが
コストの都合でも古い方も残しつつ、新しい部分とのおさまりを考え、デザインも整えていく。
そうしたことも楽しむぐらいの気持ちがよいでしょう。
今回は、旧ガルバ、板張り、新ガルバを使用し新しい部分を無理なく繋げることができました。
板張りの部分は玄関につくった大きな窓やリビングからの風景になるように、軒下の部分も板張りで繋げてデザインしています。
以前ロフトについていた窓は、大きく印象的にすることで外観を整えつつ、子供室になるお部屋もあかるくしっかりと開けられる窓にしています。
住んでみると分かることもあるので、リノベーションは納得感があるのも、こうしたことが理由です。
手仕事でおさめていくところは、シンプルにして対策がしやすい方が安全です。
もっと広くしたいという場合もあるとは思いますが、形が無理に変形するような計画は避けることが長持ちの秘訣です。
素材でも工夫することができます。もちろん、全部外壁を新しくする場合は問題にならない事も多いですが
コストの都合でも古い方も残しつつ、新しい部分とのおさまりを考え、デザインも整えていく。
そうしたことも楽しむぐらいの気持ちがよいでしょう。
今回は、旧ガルバ、板張り、新ガルバを使用し新しい部分を無理なく繋げることができました。
板張りの部分は玄関につくった大きな窓やリビングからの風景になるように、軒下の部分も板張りで繋げてデザインしています。
以前ロフトについていた窓は、大きく印象的にすることで外観を整えつつ、子供室になるお部屋もあかるくしっかりと開けられる窓にしています。
住んでみると分かることもあるので、リノベーションは納得感があるのも、こうしたことが理由です。
室内もあえて同素材にこだわらない
もともと木がお好きで、板張りで仕上げられた空間でしたが、新しく増築した部分は同じ木でも桧のベニヤをご提案しました。
近くで見ると、もちろん木の雰囲気がありますが一見すっきりとした空間となります。
新旧を同じもので繋げてもよいのですが、恐れず違う素材を組み込むことで、繋がり部分が違和感とならずに、自然な区切りとなります。
とても新鮮な感覚がしますし、追加した窓の雰囲気ともマッチします。こうした雰囲気の変化もリノベーションならではだと言えます。
近くで見ると、もちろん木の雰囲気がありますが一見すっきりとした空間となります。
新旧を同じもので繋げてもよいのですが、恐れず違う素材を組み込むことで、繋がり部分が違和感とならずに、自然な区切りとなります。
とても新鮮な感覚がしますし、追加した窓の雰囲気ともマッチします。こうした雰囲気の変化もリノベーションならではだと言えます。
間取りをもう一度考えなおすチャンスでした
実は、増築部分に玄関があったので、思い切って位置を変更しています。
敷地内の二世帯では、何かと家族の動線上にprivate空間があったりと気を使います。
若い世代の家族にとっては、やはり自分らしく自由に暮らしたいという願いもあります。
思いやりの親の愛情であっても、距離感があるほうが気が楽というのは自立した大人だったら誰でもあること。
でも、プライベートな場所は道路より奥に計画しがちなのが、たまに失敗のもとになります。これは、意外と母屋と近くにリビングが配置され
小さな子供がうるさくしてしまったりして、ゆったり過ごしているシニア世代にとっては気になることもあります。
そういう意味では、滞在時間の短い玄関を奥に配置して、しっかりと塀で囲ったリビングは道路側にもってくることで
漏れてしまう音問題を解決することができます。
もちろん、玄関は他人も来るばしょなので、そこまでの動線は植栽や塀などでしっかりと目線を区切ってしまうことも大切です。
敷地内の二世帯では、何かと家族の動線上にprivate空間があったりと気を使います。
若い世代の家族にとっては、やはり自分らしく自由に暮らしたいという願いもあります。
思いやりの親の愛情であっても、距離感があるほうが気が楽というのは自立した大人だったら誰でもあること。
でも、プライベートな場所は道路より奥に計画しがちなのが、たまに失敗のもとになります。これは、意外と母屋と近くにリビングが配置され
小さな子供がうるさくしてしまったりして、ゆったり過ごしているシニア世代にとっては気になることもあります。
そういう意味では、滞在時間の短い玄関を奥に配置して、しっかりと塀で囲ったリビングは道路側にもってくることで
漏れてしまう音問題を解決することができます。
もちろん、玄関は他人も来るばしょなので、そこまでの動線は植栽や塀などでしっかりと目線を区切ってしまうことも大切です。
階段は障害物になってくれるので、外からの視線を遮ることができる？
今回は鉄骨階段で踊り場を大きめにとった、ちょっとした遊び場スペースにもなっています。
大きな窓を作り、明るく開放的な雰囲気にしましたが、外からみると階段があるので、中が丸見えな雰囲気にはならず
植物のように、なんとなく、やさしく視線をさえぎってくれるそんざいとなりました
子供たちはよくここで遊んでいるのですが、やはり外が見えて気持ちの良い場所だということも良く分かっています。
カーテンを極力閉めずに居られる場所は、居心地が良く開放的で楽しい気分になりますね。
大きな窓を作り、明るく開放的な雰囲気にしましたが、外からみると階段があるので、中が丸見えな雰囲気にはならず
植物のように、なんとなく、やさしく視線をさえぎってくれるそんざいとなりました
子供たちはよくここで遊んでいるのですが、やはり外が見えて気持ちの良い場所だということも良く分かっています。
カーテンを極力閉めずに居られる場所は、居心地が良く開放的で楽しい気分になりますね。
リノベーションでも外構までしっかりと計画をして整える
新築同様にしていただきたいのは、外構の計画です。いつも予算とにらめっこしていると外の環境は後回しにしたくなりますが
やはり、暮らしが始まると快適さは全然違ったものになりますので、最初からしっかりと予算取りをしておくようにしましょう。
大きな窓にする場合は特に、植栽などでも日射をコントロールすることもできますし、季節の移り変わりや成長などを感じられるものです。
駐車スペース同様、計画されることをおすすめします。
やはり、暮らしが始まると快適さは全然違ったものになりますので、最初からしっかりと予算取りをしておくようにしましょう。
大きな窓にする場合は特に、植栽などでも日射をコントロールすることもできますし、季節の移り変わりや成長などを感じられるものです。
駐車スペース同様、計画されることをおすすめします。
リフォーム・リノベーションを考え始めたら
まずは、どこからかんがえたらいいの？という方が多く、複数の業者にプランや見積を依頼し、結果的に迷子になっている方が多くいらっしゃいます。
プランの考え方も、業者によって違います。
快適性や、安全性をプラスしながら素材を選ぶことも大切なのですが、やはり一番は間取りのプラニングなのです。
暮らしに合わせてのプラニングをしなければ、ただの設備の更新や素材の入れ替えになってしまいがちなリフォーム、リノベーションですので
ご自分たちのこれからの暮らし方をしっかりと見据えた間取りを作っていくようにしましょう。
新築に限らず、素材やお家での暮らしの考え方を聞いてみたい、という方はぜひ、一度お問合せくださいね。
プランの考え方も、業者によって違います。
快適性や、安全性をプラスしながら素材を選ぶことも大切なのですが、やはり一番は間取りのプラニングなのです。
暮らしに合わせてのプラニングをしなければ、ただの設備の更新や素材の入れ替えになってしまいがちなリフォーム、リノベーションですので
ご自分たちのこれからの暮らし方をしっかりと見据えた間取りを作っていくようにしましょう。
新築に限らず、素材やお家での暮らしの考え方を聞いてみたい、という方はぜひ、一度お問合せくださいね。
