丁田の家

賑やかな通りから一歩奥に入った土地はゆったりと広く静かな環境で、ご家族の育てるこだわりの野菜や、丹青に育てられた薔薇が美しいアプローチをもつ母屋の隣に邪魔をしないようにスキップフロアの家を建てました。最初は木製のキッチンにお手入れの不安があった奥さまも今では一番のお気に入りの場所になっているそうです。玄関に少し段差があるのは外と繋がる土間スペースをつくり第二のリビングのように使っていただけるようにレベルを下げているからです。畑に出たり外と一体に使うことがしやすく土間は色々なことに使われているそうです。敷地内に母屋があり大きな窓はあえて設けずお互いに気を使わない、それでいてお互いの存在を感じながら暮らすことのできるようにプランをしました。共通の庭を眺めることは家族の絆を深めます。

House

・家族の優しさ・繋がりを共有する家
・飾らない美しさを大事にする家
・自分らしくカスタムできる家
・自然の恩恵を感じる家
・庭とのつながる家
・将来の変化に備える家

そんな想いを叶えるお家です。

point

玄関や土間スペースから二階は吹抜でつながっていて、どこにいても家族の存在を感じることができます。敷地に高低差があるため家の内部にスキップ空間をつくり高さを解消することで、敷地の造成をすることなく自然なたたずまいになるように設計をしています。スキップした先はプライベートな空間を設けこもり感も感じられる設えです。

タフなキッチン®をカスタムして使いやすく工夫されていて、これは本当に羨ましくなりました。お休みの日などには使い勝手に合わせてモノ作りをされているそうです。よく使用する家電類は見せて、そのほかはパントリーを上手に使いこなされています。キッチンの棚は扉がないものにすることで空間がよりスッキリと広々と感じられるようになります。