使いながら育てる家「タフなキッチン®」編
これを言うと「苦手!」という声と「楽しそう」って声が両極端に聞こえてきます。
世の中の情報のメジャーなのは、片付け苦手さんのための投稿ではないでしょうか。
見学会で見られる様子はだいたいこのような状態。
どこに何をしまって良いかわからないし、見えても大丈夫なものを持ってないので無理かも。
この時点で、見せられるものと見せられないものが判断出来てる人は大抵大丈夫なのですが、まぁ無理強いすることでもないので深追いはしません。
実際、見えたら恥ずかしいようなものばかり買ったりする人が居るのか?と思います。結構みなさん大丈夫。
「奥まで見えて使いやすいし、要らないものや置く場所のないものを買わなくなるし経済的」
そして最初は、中はガラガラで良いんですよ。むしろそっちのがいいぐらい。
必要になったら買い足していけばいい。暮らしながら、自分も育っていきます。
私自身、扉があると要らないものも捨てずに保管してしまいます。気づくと10年も前に買って使わないものも台所にあって、それって家相・風水的にもよろしくないのでは?と思います。
必要なものは一杯あってもいいし、要らないものは有難く処分していくことで、気持ちよく暮らしていけるように自分も成長する気がします。心が健全な状態でいられるのかもしれませんね。
人は頭の片隅にずっと気になることがあると、小さなミスをしたり失敗したりします。それはそれでいいんだけど、ずっとそれではなぁと思う所があります。
でも、大事な所はおろそかにしません。キッチンの「骨格」
システムでつかう素材は長持ちしません。湿気があるような場所だと表面が剥がれてきたり割れてきたりして20年ぐらいでみすぼらしい姿になります。
隠したいがあまりに、そのような素材を使うのは本末転倒じゃないかと思います。かといって素材にも限界があるのはわかります。
とことん向き合ってできた「無垢のキッチン」は劣化に対抗できる素材の強さがあるので一生ものです。20年なんてまだ成長の途中ぐらいの段階で味が出てきたなぁと愛着が増しているときだと思います。
50年?おそらく色が変わっているぐらいで現役で使い続けられるレベルです。無垢はそれほどにタフです。
天板が心配というお声をいただきますが、木製の家具って50年ものが高値で販売されているほど。もし、あまりにも水気のお手入れがされてない場合でも天板のみ交換すれば何の問題もありません。
収納もオープンになっているので、子育て世代では沢山道具が並ぶかもしれないし、シニアになったときに持ち物を見直して減らしていったとしても棚を無くしてしまえばよいので収納が余る事はありません。お掃除がしやすくなりますね。
30年あまりでキッチンリフォームする必要に頭を悩ますより、家づくりと一緒に、一生ものの設備を入れることで悩みが減り自分の住み方に合わせて変えていくことができる。誰でも簡単に叶う究極の育てるキッチンです。
動線も良く、視界も開けていて家族も手伝いやすいしほんと最高なものができたと思います!