CONTENTS

浴室掃除の決定版-据置浴槽のおすすめ

浴室掃除の決定版-据置浴槽のおすすめ

浴室掃除は特に湿気の多い梅雨時期から夏場にかけては大変だと感じる人も多いでしょう。
今回は、その浴室の掃除のコツなどもお伝えしながら、お掃除を減らす方法などもご紹介します。

1. ユニットバスの掃除の頻度

ユニットバスの掃除頻度は、使い方や家族の人数によりますが、一般的には以下の頻度が理想的です。

毎日:シャワー後に壁や床の水気を拭く。
週1回:浴槽や床、壁の軽い掃除。
月1回:排水口、鏡、カビ対策を含む徹底的な掃除。
特にカビは湿気が原因で発生しやすいため、こまめな手入れが欠かせません。

2. ユニットバスの掃除の箇所

掃除するべき箇所は多岐にわたります。特に重点的にケアしたい場所を以下にまとめます。

浴槽:汚れが溜まりやすい場所です。洗剤とスポンジで優しくこすり、月1回はカビ防止のために漂白剤を使いましょう。
床:床の溝に汚れや水垢がたまりやすいので、デイリーで水気を拭き取ることが重要です。週1回は洗剤でこすり洗いを。
壁:壁にも水垢やカビがつきやすいので、シャワー後に水気を拭き取り、月1回は防カビ剤を使用します。
鏡:水垢がつきやすいため、クエン酸スプレーや酢水で定期的に掃除を行います。

3. ユニットバスのエプロンの掃除

ユニットバスの「エプロン」とは、浴槽の側面にあるカバー部分のことです。エプロン内部にはカビやホコリがたまりやすいため、定期的な掃除が必要です。

エプロンを外す:まずはエプロンを取り外します。メーカーによって異なりますが、多くは簡単に取り外し可能です。
内部の洗浄:内部にはシャワーやスポンジを使って水垢やカビを落とします。掃除用ブラシで細かい部分もしっかり洗浄。
防カビ処理:掃除後は防カビスプレーで仕上げて、カビの再発を防ぎます。
エプロン内部の掃除は少なくとも年に1回行うことが理想です。

4. 浴室を乾燥させる方法

湿気がこもりやすい浴室をしっかり乾燥させることは、カビの発生を防ぐ重要なポイントです。以下の方法で効率よく乾燥させましょう。

シャワー後に水を流す:シャワーで冷水を浴室全体にかけると、湿度を下げる効果があります。
水滴を拭き取る:壁や床、鏡などに残った水滴をタオルやスクイージーで拭き取ると、乾燥が早まります。
換気扇を使用:入浴後は最低でも30分間換気扇を回し、湿気を逃がしましょう。

5. 浴室の換気方法

効果的な換気は、浴室を清潔に保つための基本です。正しい換気方法を取り入れることで、カビの発生を抑えることができます。

換気扇の定期使用:常に換気扇を回しておくと効果的です。入浴後は少なくとも1時間程度回すと良いです。
窓を開ける:換気扇に加え、窓がある場合は開けて外気を取り入れると、換気効果がさらに高まります。
ドアを開ける:浴室内の湿気を外へ逃がすため、シャワー後はドアを少し開けておくのも有効です。

6.もっと手軽に、でもしっかりと掃除をしたい

ユニットバスの掃除とメンテナンスは、定期的なケアが重要です。毎日の簡単なケアから、月に1回の徹底掃除まで、しっかりとした計画を立てておけば、清潔な浴室を長く保つことができます。
メンテナンスフリーなイメージがありますが、決しては手軽なものではありません。

それゆえにイシハラスタイルでは、掃除をよりしやすくするために、この据置式の浴槽をお勧めしています。
タイルで作った空間に、鋳物ホーローの浴槽を置いただけ。排水すらゴム栓を抜けば下から水を抜き、その後に床をお手入れします。

床からの立ち上がりがあるので、乾燥もしやすいのも特徴です。

決して、掃除が必要ないとは言いません。しかりするべきところは手が届いたり、洗剤を塗布できる状況にあるからこそ清潔が保たれるのです。

家づくりと同じくして、しっかりと管理が行き届くことこそが、長持ちの秘訣であり、心地よい空間づくりの第一歩であると考えます。