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家づくりで使われる家具の耐久性について

家づくりで使われる家具の耐久性について

家づくりで使われる家具の造作材について

近頃では造作キッチンも周知され
木製の扉が付くだけで一気にグレードアップ
した空間になりますし
木の優しい雰囲気が全体のインテリア性を
高めてくれます
イシハラスタイルでも以前はほとんど
造作キッチンでした
システムキッチンは数回ほどしか入れたことがない
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洗面も10年前にはこのような感じにさせていただいていました
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美しくおさまった設備はとても良いのですが
工務店の造作だから
メーカーのものよりも長持ちするか?
といったら、確かに倍ぐらいの寿命は可能でした
だから、このやり方をしていたのですが
ずっと自分の中に疑問が残っていました

その理由は「引出し」です

抽斗(引き出し)収納って便利ですし
収納量もいっぱいありますので人気です

でも、レール金物に頼っている以上
寿命はあります

仮にレールは壊れなくても
取り付けているビスが利かなくなることはあります

そして、経験ある人も多いけど
ネジは増し締めしてもすぐに緩んできます
一回緩んでしまったものは締めただけではだめなのです

その理由は
「キャビネットの下地」です

一般的なキャビネットはMDFという木の粉砕されたものを固めたもので
そこに化粧材を張り表面を整えてあるものです

https://www.ist-a.com/wp-content/uploads/2024/10/MDF.jpg

お値打ちで加工性が良く環境にもよいそうです

でも、これ一旦とりつけたビスが緩むと厄介な素材
無垢のそれとはまったく違います

そういうこともあり
システムキッチンなどのメーカーは
基本10年保証程度しかありません

もちろん工務店なので箱から作る時もあり
その場合は下地には気を付けて作りますので
メーカー物より断然長持ちします
20年30年は余裕でありたいです

でも、やっぱり一生ものに挑戦したい
メンテナンス方法を考えた時に
無理のない交換方法や部品だけで
美しく愛着の湧く家具を作りたい

きっとそれがお客様のためになる
そう思って作ったのが
タフなキッチン®なのです
動画に飛びます

https://youtu.be/81hJ-AOYiHc?si=Jh_1tpVU8SN05K_2

長年で皆さんが一番きになるのが
木製天板だと思いますが
天板だけでも交換できるので
30年後のリフォームも天板だけでよいと思いますよ

あとは愛着の湧いた
オークの家具は一生ものです

自分らしくカスタムして使いこなしてほしいものの一つです

このように、一生ものと言ってはいるけど
保証があるものは
一生ものではないといっても良いのではないかと思います
10年しか保証ができないもの
そう捉えることもできます

素材的には、もちろん一生ものではないものもありますが
せめて、できることから変えて行こうと思います