東浦町の家
古い町並みの残る東浦町の街道沿いに小さな平屋を建てました。新しいお家ながら特徴的な素焼きの瓦や杉板張りの外壁は周囲の景色にすぐに溶け込み馴染みました。お庭やアプローチには石や植栽を使い長いこれからの歴史をともに成長できるように配し季節の移り変わりを楽しむ暮らしです。玄関とリビングから繋がる大きな窓から屋根のかかった土間テラスへアプローチするとプライベートな半外空間を楽しむことができます。お休みの日にはお子様やお友達との時間をここで過ごすことが多いそうです。道路からは植栽で目隠しをすることで目線を気にせずにいられるのもpointです。
平日は軒下にお洗濯をひろげて家事も楽々なのも大切な家の機能。使い方を変えることでコンパクトでも十分に使い勝手よく暮らすことができます。
Persimmon House
・家族の時間を共有する家
・飾らない美しさを大事にする家
・自然の恩恵を感じる家
・庭とのつながりとプライバシーを両立した家
・将来の変化に備える家
そんな想いを叶えるお家です。
point
玄関ポーチには大きな屋根を設けることでプライバシーを確保し、仕切りの無い玄関内部へアプローチします。
土間はリモートでのお仕事のスペースとしても使う予定で、段差を降りることで仕事と家庭の時間の区切りを付けられるようにおすすめしました。
リビングのあるスペースから土間で分けた和室スペースはお庭の植栽が見られるようにコーナー窓を配置し、季節を感じる暮らしができます。樋のない屋根からの雨落ちも情緒を感じるひとときです。寝室としても使用できるように障子でしっかりと閉じられるようにしています。
東浦町の家
完成 2023年
所在地 愛知県知多郡
敷地面積 334.30㎥(100.99坪)
延床面積 74.53㎡(22.51坪)
市街化調整区域
平屋